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 One More Belief 本当の敵が 何者であるかを 知っておこう

One Belief        Strategy for hegemony 5 19世紀の世界

 

 

 

One Belief

 

 

19世紀の世界

 

 

 其れでは本論に入ろう。近代日本が、世界覇権者となった近代西洋と対峙した19世紀後半から現在の21世紀初葉までの1世紀半以上にも及ぶ期間、日本国家の行程は、第1次世界大戦と第2次世界大戦、そして約38年間に亘った東西冷戦の勃発と終戦がもたらした世界覇権構造の大転換を分水嶺にして、その前後の国家構造を大きく転回しながら、時には断絶ともいえる連結点に立ちながら、常に近代日本に更なる存続の重圧を孕ましてきた。最初の転換点であった第1次世界大戦は、近代日本にも重大な結実を及ぼしたに止まらず、西洋世界自らが掌握した世界覇権400年にとり歴史的分水嶺となった。それは西洋の世界覇権400年間という第1ラウンドの終わりであり、そして第2次世界大戦を経て現代に続く西洋の世界覇権100年間という第2ラウンドの始まりであった。即ち第1次世界大戦により近代世界と呼ばれる時代‣エラが終わり、現代世界と呼ばれる新たな構造と質実を持つことになるエラ・時代が始まったのである。この第2ラウンドが始まった第1次世界大戦後の世界再編から、第2次世界大戦後の再々編を経て、更に東西冷戦終結後の再々編に至って転換された現代の世界覇権構造の歴史を詳らかに可及する前に、先ずはこの第1次世界大戦後の世界覇権構造の再編の時点・エポックから、この第1ラウンドと呼ぶ400年間に亘る、近代の世界覇権構造の歴史を詳らかに遡及していこう。其処には19世紀の世界が眼前に広がってくる。

 

 

 

 

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